長野園芸福祉ネットワーク

各地のグループ活動紹介


平成28年度  東北信座談会 第2回
たねダンゴセミナー

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   以前から気になっていたたねダンゴ。コロコロと土を丸めてそこに種をしこんでおしまい。それを土に植えるといういたってシンプルな種まき方法。これがたねダンゴです。 に東京にある日本家庭園芸普及協会から講師の先生をお迎えしました。講師の小杉先生から、まずはたねダンゴが東北の震災復興に生かそうとしている活動を紹介していただき、その後実際にたねダンゴを作ってみました。会員以外にも日本家庭園芸普及協会が認定するグリーンアドバイザーの方4名も一緒に参加しました。中南信の会員の方も遠方から参加してくださいました。小杉先生のにこやかな話しぶりに、すっかりリラックスして楽しい座談会になりました。グリーンアドバイザーの方とも交流ができ、また新たな種まき方法を学ぶことができて有意義な会になりました。
   たねダンゴは東京や横浜などの首都圏や東北の太平洋沿岸地域では実践があるものの、長野県という寒さが厳しい地域での実践はまだまだ多くありません。そのため持ち帰りの他、会場となった白鳥園の花壇に試験的に植えてみました。現在では多くの芽が出て、目の前の春を迎えようとしています。

小杉先生からレクチャーを受ける様子
2週間後、芽が出てきました。

平成28年度  東北信座談会 第1回
佐久市民交流ひろば見学及び
「ガーデンチームなないろ」交流会と薬草園見学

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   念願かなって佐久市民交流ひろばの見学を に実施しました。佐久平駅近くの広いこの場所は、かつて市民会館の建設計画があった場所ですが、市民の声で箱ものは作らず、市民が世代を超えて交流できる場所として造られました。ネットワーク会員の半田さんが中心メンバーとして活躍されているとのことで、信毎で紹介されており、いつかみんなで見学したいと思っていた場所です。その日は天気がよく、気持ちのいい青空のもと、ガーデンを管理する「ガーデンチームなないろ」のメンバーの皆さんの丁寧な説明と管理の行き届いた素敵なガーデンを見学させていただきました。それぞれのコーナーにメンバーの思いが詰まっており、素晴らしかったです。交流会もおおいに盛り上がり、みなさんのおもてなしの心に感謝しております。その後は、少し離れた場所にある薬草園の見学を行いました。身近にある植物でも、薬草であることを知らなかったものもあり、とても勉強になりました。説明していただいた1つ1つに関心が高く、予定をオーバーする程、好評でした。最後にグリーンマーケットで見学と買い物を楽しみました。

エリアごとに説明していただきました
素敵なおもてなし
話題つきない薬草園

平成28年度  中南信懇談会 第3回
信州の庭やボランティア花壇の宿根草導入と現地実習

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   春がそこまで来ています。信州の庭では早春の作業は宿根草の株分けや、株抜きです。 に伊那市で開催し19名が参加しました。最初に室内で講義形式で、信州でつくる宿根草の特性、種類について藤田が解説しました。その後、中央病院の庭に移動し、実際に宿根草の株を見ながら、それぞれの種類毎の株分け、株抜きの方法を説明し、一部の種類の株分けをみんなで行なった。多数の人が参加する園芸ボランティアの庭では、まず宿根草の株の生育状況を把握することが大切で、春の3月から4月に行なうことを確認しました。


平成28年度  中南信懇談会 第2回
「庭木の種類・栽培と剪定(現地実習)

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   平成29年度の第2回は、 駒ヶ根市で開催し、会員や活動グループの方で27名が参加しました。最初に小池千代子宅に集合した林弘旦さんから剪定の基本について実際に剪定をしながら説明し、庭を回りながら会員と一緒に剪定を行ないました。その後、菅の台のアウトドアショップKに移動して小さい庭の庭木の種類、花木の花芽形成と剪定時期、方法について資料に基づいて藤田政良から説明がありました。終了後はお茶を飲みながら楽しく交流しました。

寒い日でした
講師の話が実践的でした

平成28年度  中南信懇談会 第1回
市民の庭づくりの基本(ガーデンデザイン)

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   中南信では新会員がふえています。自分の庭をより美しい庭にすると、活動もより楽しくなります。 に喬木村で開催しました。最初に喬木村で熱心に庭づくりをしておられる土井さんの庭を見学させて頂きました。バラ中心の広い庭で、時期的にバラの開花は少なかったのですが、様々な種類の1年草や宿根草がよく手入れされた庭を見学しました。
   その後「福祉センター」に移動し、飯田市で庭のデザインや管理の仕事に従事しておられる伊藤博光さん(会員)にお話をして頂きました。庭は依頼者の意向を反映したものがつくられ、住宅のスタイルと密接に関連した庭になります。庭の設計は、環境、条件のチェック、地割り、動線・視線の確認、立体的配置の手順を示し、具体的な施工例を画像での説明がありました。喬木花と緑の会の会員も参加し盛況でした。

よく手入れされた土井さんのお庭
喬木花の緑の会のJA前花壇
伊藤博光さんの「庭の設計」

信州のガーデニングの壺(1)
〜信州の春を彩るビオラ等の育苗

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   信州の春の花壇・庭を彩るビオラは最も重要な草花です。ビオラは、欧州の草原や高山に自生するいくつかの種から育成され、概して小輪系で各色があり、寒さに強く、花数が多いので、花壇や庭植えに向いています。種子の発芽適温は15〜20℃で、25℃以上で発芽そろいが悪くなり、信州の熱帯夜がない地域では7月に育苗箱に種まきします。発芽するまで家の北側の涼しい軒下で発芽させ、その後半日陰(家の東側)へ移して本葉2,3枚の時ポリポットに鉢上げします。10月下旬から11月上旬に苗を花壇へ植え付け、堆肥で株周りを覆い防寒します。株が凍み上がった時は早めに麦踏みのように元に戻します。このような育苗法は中南信地域の園芸福祉グループで定着しています。ワスレナグサ、ダイアンサス等も8月上旬にビオラと同様育苗します。


信州のガーデニングの壺(2)
〜こぼれ種を活かす

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   草花の園芸種は品種の育種がすすみ、私たちが栽培する種子は種苗会社から購入しますが、開花後結実した株から種子がこぼれ落ちて翌年成長して植え付け苗として使える場合があります。育苗労力や経費の節減になります。夏秋咲き花壇では、オルラヤ(画像切込み葉)、クレオメ、各種ケイトウ、コキア(ホウキグサ)、シレネ、千日紅(赤の原種)、サルビア・ホルミナ、千日紅(赤の原種)、花菱草、ヒメツルソバ、鳳仙花、メランポジウムのこぼれ種が翌年発芽してきます。発芽数が少ない種類にはアゲタータム、キンレンカ、サルビア・コクシネア、ペチュニア(一部品種)などです。冬、春咲き花壇ではワスレナグサ、フユシラズなどです。 花壇・庭の植替え時期にこぼれ種がある程度の大きさの苗になっていることが必要です。夏秋花壇では植替え時期の5〜6月に花壇をよく観察してこぼれ種苗を確認しておきます、冬・春花壇では秋にこぼれ種苗を拾い上げます。


信州のガーデニングの壺(3)
〜宿根草を使う

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使い方:信州の自然風の庭では宿根草が温暖地に比べ栽培しやすく、花壇でも一部を導入します。グループ活動で導入する宿根草は、管理労力が少なく、安定的な美しさを維持するためはなるべく長期に開花する種類や半日陰・日陰でも栽培できる美しい葉物などを考えましょう。
種類:従来、開花期が短かったフウロソウは近年、開花期の長い品種が多数入手できるようになり、比較的開花期が長いエキナセアは色や花形が多様化しました。葉色の多いヒューケラ類、ギボウシやリグラリアなど多くの美しい葉物の種類があります。 株分け・整理:宿根草の庭を管理するポイントは、他の種類と花色、葉の色、形をバランス配置する必要があります。そのため、導入し組み合わせる種類、その株の大きさの目標を定め、株分けや株抜きをします。寒冷地のグループ活動の株分けは、早春咲きは秋にしますが、多くは春に株の大きさ、芽の数を確認してから行いましょう。

半日陰で葉物の組み合わせギボウシ、リグラリア他

リレートーク


「リレートーク    みなさんこんにちは」(2)
〜古里みどりの会    松枝芳子さん

   古里みどりの会は6年目の今も花が好き、仲間が好き。何よりも皆さんに会うことが楽しみなメンバーです。夏の猛暑にもスイカをほおばり、汗をぬぐって笑う声に地主のネズミもびっくり。活動のお知らせ「伝書鳩」は会員、また地域の方へと届けていただく大きな役目をしてくれています。信毎の「踏み出す、寄り添うボランティア」で紹介され、ながの花と緑の大賞2012では団体の部で大賞。地域の大切な場所をお借りして植物を植えていることに対する、皆様からのご褒美でしょうか。植物と接し仲間を作り、みんなで幸せになろうという思いは、地域の縁側の役目をしてくれています。人は花を育て、花が人を育ててくれる。みどりの会員は、今自分に出来ることをそれぞれの経験で、体力に合わせ活動できる幸せを感じています。これからも多くの方に関わり、一年ごと乗り越えながら自然体のままでいたいですね。


「リレートーク    みなさんこんにちは」(1)
「園芸福祉活動の喜び、楽しみ」
〜ネットワーク事務局    藤田政良さん

   昨日、伊那中央病院のリハビリの庭で園芸ボランティアをしました。休憩をした時、最近、参加するようになったAさんがリハビリ中の患者さんが付き添いの療法士さんに宿根草について楽しく説明をしていたのに遭遇し、そして、Aさんにご苦労様と言ってくれたのでうれしくなったそうです。患者さんが気持ちよく散歩できる庭について皆で話合い、「緑の多い自然風の庭」で一致しました。暑いのも我慢できるボランティアでした。


中南信


第3回中南信懇談会    
「園芸活動スキルアップと室内活動」

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    の中南信懇談会では、17名が参加しました。午前中は園芸活動のスキルアップの要望に応え、花壇・庭の色合わせ、癒やし、安らぐ色合わせ基礎的なことを学びました。一般に「センスのいい色合わせ」とはガーデニングだけでなく、洋服、日常生活空間、洋服の色彩、絵画などと共通するところがあるそうです。日常から色を意識するといいとのことでした。また、宿根草中心の庭づくりやグループの運営方法について解説し、話し合いました。昼食時の理事懇談会には一般会員も一緒に加わり、地域の活動の情報交換をしました。また、次年度の中南信懇談会では恵泉女学園大学茅野ガーデンを今年も見学することになりました。午後は茅野ガーデンで学んだ「メタセコイアのミリリースづくり」を茅野の会員が指導してつくりました。また、上伊那特産の切り花を使って、吉川敏子さんが「フラワーアレンジ」の基礎とミニアレンジを指導して頂き、いずれも地域グループでできる園芸活動でした。しっかりしたレシピで説明をうけ、各グループでもできそうです。

メタセコイアミニリース
ミニフラワーアレンジ

第2回中南信懇談会    
「伊那谷の秋の収穫を楽しむ」

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   中南信地域の会員は各地域のグループで園芸を楽しみ、ボランティア活動などをおり、今回は会員の希望で、普段とはちょっと異なる園芸の体験と交流の場を設けました。箕輪町にある林弘旦さんの農園で、栗の収穫とピザ焼きパーティーを行いました。農園では大粒の栗を栽培しており、栗の収穫はほとんどの人が初体験で、熟した栗を落とし、みんなで拾い集めました。一方、中柄房子さんのお主人が作ったハンディピザ窯を持参して頂き、中柄さん夫妻のリードで美味しいピザを焼き、みんなで食べながら楽しいひと時を過ごすことができました。林農園では自家菜園ですが、子供たちの農業体験の場としても活用されているそうです。

熟して落ちた栗のいがを外して収穫
ピザが焼けるのが待ち遠しい一時

中南信懇談会(第1回)  岡谷「三沢区の福祉農園」を体験

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   連日の酷暑が続く に開催しました。今回は岡谷市在住の林弘旦さんと片倉和人さんにお世話を頂き、「福祉農園」の見学とお手伝いをしました。 農園は「健常者と障害者が気軽に農園芸活動ができるよう設置され、周辺野山の様々な動植物と親しむ場、土に触れながら作物を育てる場として農園が運営されています。その一環として「農業体験教室」、「女性部農園芸活動(藍染め、ジャムづくり、加工)、域外の大学生の「農業体験合宿」、「桑園関連事業」等々様々な活動をしています。 今回は最初に薬草類の試作導入園(おおばこ栽培)と盆花栽培園の除草を行い,暑い中、頑張りました。その後、昼食をしながら相互に活動を紹介し交流しました。さらに県の薬草指導員の武井さんから「身近な薬草の効能、つくり方」(栽培も)の話をして頂きました。暑い中でしたが、区民農園の関係者と一緒に汗を流して農園芸活動を体験し、大変学ぶことが多い時間を過ごすことができました。

薬草試作園や盆花園の除草情操体験
木陰での交流会で話が進む

みんなでハーブ料理がおいしくできました。

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   第3回の中南信懇談会は に駒ヶ根市で行いました。ハーブ料理はこれまで女性会員が調理していましたが、今回は男性陣も加わってつくり、食べながらの交流会や次年度の計画を話合いました。料理ではトマトのチキン煮がタイムの入っておいしく仕上がりました。男性陣はフレンチトーストにマヨネーズにパセリ、タイム、パセリを練りこみ、フレンチトーストにつけてオーブンで焼き上げました。こんがり焼くとハーブ風味でおいしいトーストになりました。また、塩昆布、大葉が入ったキャベツの甘酢サラダはさっぱりした味になりました。最後はミントオレンジティーを飲み、皆満足のハーブ料理の会でした。希望者にはレシピを提供します。交流会では喬木村の新会員が紹介と交流をしました。平成27年度の中南信懇談会の日程を検討し、信州のイングリッシュガーデンとして知られる恵泉茅野ガーデンの見学のため、オープンデーに行くことになりました。


「年間園芸作業の実際」グループ稼働の進め方

   第2回の中南信懇談会を (日)に南箕輪村の上農高校の同窓会館で行いました。地域グループでの花壇・庭づくりの「園芸福祉の花壇・庭づくり12か月(1)」と題して行いました。藤田政良氏から「年間の作業の実際」の報告がありました。信州のような寒冷地での花壇。庭つくり、地域の気象条件に沿ったスケジュールを組む必要があり、東京や大阪など表日本とは異なります。また、グループで活動すること、月2回で美しい花壇、庭を造るための工夫が必要です。また、園芸活動の基本は「育苗」技術を身につけることが基本です。そのから楽しさや達成感など心身の健康によい園芸の効果が得られます。管理に必要な経費は対象場所から多くの場合支給されていますが、自らの育苗により安い大量の苗が使用できます。役員の選出、効率的な運営のためのさまざまの準備や資材のチェックや工夫が必要です。今回それらについて参加グループの経験を発表し、協議しました。その後、伊那中央病院の花壇・庭やグループの資材倉庫を見学し、具体的な道具や資材についても話し合いました。

育苗法等が熱心に協議された
資材庫と春咲き株を見学した。

喬木村   園芸福祉ボランティア講座を開催

   下伊那郡喬木村は草花の鉢物生産、阿島の藤、クリンソウ園など園芸の盛んな所である。喬木村社協は5月から園芸福祉ボランティア講座を3回シリーズで開催致しました。ガーデニングラブの会員の中心に受講し、ネットワークの藤田政良さんと高坂繁富さんが講師になり、第3回のコンテナづくりや花壇・庭の植付け実習では駒ヶ根の花と緑と水の会の岩田さんと村田さんが協力・支援しました。講座終了後も社協横の花壇、存立図書館の庭を管理し、さらに園芸、園芸福祉をスキルアップすることになりました。

花壇の植付け実習

第3回中南信懇談会   楽しく室内園芸活動

   第3回を に開催する予定でしたが、台風と豪雨が予想されて中止し、 に「室内園芸活動」を伊那市で行いました。高齢者や子供達と手軽に室内でできる園芸です。箕輪町の「ふれあいガーデンクラブ」の西澤淳枝さんが「フエルトによる香り袋」のより作りやすい方法を紹介しました。入れるハーブは乾燥ラベンダーで香りと虫よけに利用されています。ポイントはハート形にフエルトを切抜き、両面テープで袋状に接着してラベンダーをいれるのがみそです。また、カラーペンでフエルトに絵を書くと個性的になり、小学生や高齢者に好評だそうです。 もう一つの活動は、森のクリスマス「トトロ&ツリー」作りで駒ヶ根市の花と緑と水の会」の秦 由美さんたちが指導しました。細長の傘が開いた松ぼっくりを緑(銀)色に着色して楕円の板に接着し、星、ハートや輪の小ビーズをつけ、楕円板の上に大小のドングリ、真綿(雪)を接着すると楽しいツリーができました。

ハート状フエルトを両面テープで接ぐ
松傘ツリー、ドングリでつくる

2013年 第1回   中南信懇談会
飯田のバラガーデンを見学

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   すこし曇りがかった空のもと、ネットワーク会員で森林メディカルトレーナーとして活躍している長谷川悦子さんを講師に、黒姫高原散策を楽しみました。さわやかな風を感じ、森林の心地よい香りで癒されながら、静かな、そしてゆったりとした時間を過ごすことができました。「今日は皆さんの時間をわたしに預けてください。」という長谷川さんの言葉はとても印象的で、何をするにも時間に追われている毎日を忘れさせてくれるひとときとなりました。長谷川さんのご主人も同行してくださいましたが、もっぱら我が家の娘たちの隊長となって、子供たちが森を楽しむ時間を共有してくださいました。お昼は長谷川さんが経営するペンションアルム特製のピタパン(マクロビ)をおいしく頂きました。その後、それぞれに黒姫童話館などを楽しみました。


東北信


東北信座談会    (土)
☆ススキの葉っぱで    芸術品    バッタを作ろう!

更新

   夏の交流会の時にもミニ講習会が開かれていた、ススキのバッタづくりを行いました。講師は東北信地区の理事、大塚さんにお願いしました。初めての人には幅広のススキがやりやすいとのことで、大塚さんがススキを持参してくださり、講習会が実施されました。するすると動く大塚さんの指とそれに従うススキの動きに感動しつつも、みんな真剣に取り組みました。大塚さんやサポートの若林さんの指導のもと、一つ二つと少しずつ完成していきました。細かい作業で完成するまでには時間がかかりましたが、それでも作りながら笑みがこぼれる楽しい時間となりました。

完成したバッタ
真剣!でも楽しく

東北信座談会(
☆森林メディカルトレーナーと 黒姫高原散策を楽しもう!

更新

   すこし曇りがかった空のもと、ネットワーク会員で森林メディカルトレーナーとして活躍している長谷川悦子さんを講師に、黒姫高原散策を楽しみました。さわやかな風を感じ、森林の心地よい香りで癒されながら、静かな、そしてゆったりとした時間を過ごすことができました。「今日は皆さんの時間をわたしに預けてください。」という長谷川さんの言葉はとても印象的で、何をするにも時間に追われている毎日を忘れさせてくれるひとときとなりました。長谷川さんのご主人も同行してくださいましたが、もっぱら我が家の娘たちの隊長となって、子供たちが森を楽しむ時間を共有してくださいました。お昼は長谷川さんが経営するペンションアルム特製のピタパン(マクロビ)をおいしく頂きました。その後、それぞれに黒姫童話館などを楽しみました。

長谷川さんのお話をきく
森を楽しみながら

東北信座談会&特別見学会
(土)〜種や苗の交換会に向けて〜

   実りの秋にあわせ、次回総会に向けた種や苗のとり方分け方についての勉強会と、農産物及び種などのミニ交換会を行いました。種や苗の採り方については、8月の事例発表会の際に学んだことをみんなで共有したり、各自で行っている方法などを出し合いました。後半は農産物などの交換会や即売会でしたが、みんなそれぞれの持ち寄り品に興味津々。○時から開始ですよ・・・という声は皆さんの勢いに完全に負けてました。今回は活動のネタも交換でき、「これはどうやって作るの?」「どこで手に入るの?」「今度教えて。」など話は尽きないようでした。


東北信座談会&特別見学会
7月27日 (土)〜飯綱にある水輪の見学会〜

   4月の総会の時、参加した会員から「うちの施設をぜひ見に来て欲しい。」という要望がありました。心と身体といのちの研修センター水輪は飯綱にあり、障がいをもった方が農業をしたり働いている場所で、研修などもおこなっています。まずは水輪の代表である塩沢さんから施設を見学させていただき、その後は水輪の皆さんが育てた野菜で作った美味しい料理をいただきながら、みんなで話をしました。施設ができた様子や今までの経緯をお話いただいたり、施設で働く若い方たちから直接お話いただく時間もあり、充実した見学会となりました。

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